今回はオカッパリに行く場合の靴選びを書いています。釣りにはあまり関係無いと思われる方もいるかも知れませんが、オカッパリでの靴選びは凄く重要です。なぜならオカッパリは一日池を移動しながら過酷な道を歩き続けるからです。靴が合っていないと体力が奪われてしまいます。特に昼からの釣りで疲れてしまい釣れる可能性の高い夕まづめを護岸に座ったまま投げて結果釣れないなんて事にもなりかねません。記事はオカッパリに必要な性能・ハイカットとミッドカットとローカット・オススメ・さいごに の順に書いています。
オカッパリに必要な性能
- 快適さ・・・オカッパリは一日で20000歩近く歩く事もありますし歩きやすさ等の快適さは必須といえるでしょう。
- 安全性・・・普段歩いている道路と違いオカッパリで歩く道は雑草の生えた土の道だったり藪漕ぎする方は道も無い様な獣道だったりすると思います。そんな所にサンダルやランニングシューズで行くと靴に枝がささってケガをする可能性もあります。
- 防水性・・・雨だけではなく雑草の朝露等の上を歩くと靴は濡れます。最近の靴は防水機能だけではなくGORETEX(ゴアテックス)等の透湿性の素材を使用したものもあります。
- ソール(靴底)のグリップ力・・・池の周りは滑りやすい粘土質の土やゆるやかな坂でも落ち葉が溜まり滑りやすい道もあります。ある程度凹凸のあるソールが必要になります。
以上の機能がオカッパリには必要です。釣り用のフットウエアでは該当するものは一部の限られたものしかありません。それは釣り用のフットウエアはほとんどが海釣りを想定しておりソールの形状が磯の岩場や船上に合うように作られているからです。釣りのメーカーでオカッパリのフットウエアも揃えたい場合は気をつけましょう。
ハイカットとミドルカットとローカット
トレッキングシューズ(山道を水平方向に長く歩く為の靴)を購入する場合、トレッキングシューズにはハイカット・ミッドカット・ローカットの3種類に分かれています。それぞれの特徴をみていきましょう。
- 【ハイカット】・・・足首まで固定されておりソールが硬くなっています。疲労していてもバランスが取りやすく足首のグラつきを抑えてくれます。デメリットとしては他よりも重量があります。
- 【ミドルカット】・・・ハイカットとローカットの中間になっており、両方のメリットを兼ねておりハイカットよりも軽い為、全体的なバランスに優れています。
- 【ローカット】・・・重量が軽く足首がフリーな為歩きやすくなっています。デメリットは疲労した場合動かす部分が多くバランスが取りにくくなる為体力が必要になります。そして藪漕ぎ等をする場合は枯葉や小石が入りやすく歩きにくくなる可能性があります。
それぞれメリットやデメリットがあります。藪漕ぎ等するポイントではなく安全な場所で一日釣りをする場合はローカット、色々なポイントに行く場合はミドルカット、ハイカットは一日過酷な藪漕ぎ等をする場合にオススメです。まず最初の一足を購入する場合はミドルカットのものを購入し自分の好きなスタイルに合わせ次の一足を選ぶのが良いでしょう。
オススメのフットウエア
バス釣りにも対応しているフットウエアです。ドライシールドという透湿防水素材を使用しておりソールもグリップ力があり尚且つ軽量で動きやすくスニーカー感覚で履けるシューズになっています。価格も比較的リーズナブルな価格になっています。
登山用のトレッキングシューズでFUTURELIGHTという透湿防水素材を使用しているミッドカットシューズです。アウトソールは多方向に優れた形状をしておりグリップ力が高いです。トレッキングシューズの中では約346g(9インチ/片足)と軽量なトレッキングシューズとなっています。
さいごに
オカッパリはボートの釣りよりも気軽に出来るのが魅力のひとつですが、土質によっては転倒や最悪の場合池に落下等の危険も多くあります。私も一度だけ粘土質の土に転倒し竿を折ってしまった事があります。そういう危険を未然に防ぐことが出来るのがフットウエアだと思っています。間違いのないフットウエアで釣りをしましょう。以上になります。最後まで読んで頂きありがとうございました。
こちらは雨の日に着るレインウエアの記事になっております。レインウエアがある事で雨の日でも快適に釣りができます。是非お読みください。