アオコは植物性プランクトンの一種で池の水面に発生します。今回はアオコの概要・アオコは釣れないのか・攻略方法・まとめの順に記事をかいていきます。
概要
- 植物性プランクトン
- 主に水面に発生し、光を遮るので水中の溶存酸素が減る。(魚が呼吸しにくくなる)
- 皿池等の夏場に発生しやすい
- 大量に発生すると夏~秋にかけ紫色に変色し腐敗する。(その際に腐敗臭がする)
- アオコは風や水に流される
アオコはつれないのか
アオコが発生している池は水質が悪化傾向にあり、ブラックバスも呼吸がしづらく元気がない場合が多いです。特にアオコが腐敗し腐敗臭がしている場合は水質が非常に悪く釣る事は非常に難しくなります。しかし、部分的に発生している場合では皿池等ではカバーの代わりになりアオコの下に潜んでいる場合もあります。ですのでその時のアオコの状況を確認することが必要です。
攻略方法
まず腐敗臭がしている池は他の池に移動する事をオススメします。アオコは風や水に流されるのでアオコが発生している場所は最終的に風や流れの影響を受けにくい場所(ワンド・池の隅等)に集中します。朝一にアオコがある部分は水が他の影響を受けにくい場所とも言えるので夜の間に寝床になっている場合があるのでトップウォーター等で狙ってみると良いです。そしてもしアオコが流れや風等で動き始めたら流れていく方向の先へ行きましょう。なぜならそちらの方向は風や水の流れが当たるポイントになるので夏場には好ポイントになるからです。
もう一つの特徴はアオコには浮袋があるという事です。元気な状態の場合は浮袋を膨らませたり縮めたりして浮いたり沈んだりします。午前中は浮いていますが昼頃から夕方にかけて徐々に減っていく事が分かると思います。それは無くなったわけではなく水中に沈んでいる為です。ですのでもう一つのポイントとしてはアオコのある池は昼から釣りをした方が釣りをしやすいという事になります。
まとめ
アオコは釣りもしづらく釣り人には嫌われやすい存在です。しかしアオコがなぜそこにあるのかを考える事で次に釣れそうな場所を予測する事が可能です。池だけではなく天候の変化や風向きで常に釣れるポイントは変わるので周りも観察するようにしましょう。最後まで読んで頂きありがとうございました。
こちらはボディウォーターに関する記事を書いてみました。ボディウォーターの位置は最初の頃はみつけにくいですが記事を読む事で場所を絞りやすくなります。是非一度読んでみてください。