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6月(梅雨)のバスの居場所~場所から使用ルアーまで徹底解説~

6月(梅雨) バスの居場所

6月はブラックバスにとっては産卵が終わり体力が徐々に回復し、餌を活発に追い始める季節です。そして梅雨に入り気温が上がり雨だったり晴れだったり日によって天候も変わりやすいです。今回は晴れの日のポイントと雨の日のポイントに絞り書いていきます。ただし、雨の日は池を前提として書いています。理由は雨の日の川やダムは水位が変わりやすく非常に危険です。池でも知らない池に行くと土質によっては大変危険なので充分に注意が必要です。

重要なのは、前日の天候が晴れだったか、雨だったかです。それによって、水質が変わります。魚にとって水質が悪いのは人間で言う空気が濁っている状態になります。ですので魚にとって水が普段より濁ると不安で障害物にタイトに付き周りも見えていない状態になります。以下に代表的な魚の状態を記載します※全ての魚が同じ状態にある訳ではありません。

晴れの日

前日が晴れの場合(晴れ→晴れ)

  • 水質が良いので視界は見えている
  • 昼間は水温が上がりやすくやる気が出ない
  • でもお腹は減っている

前日が晴れの場合の攻めるポイント

  • 朝マズメ・夕マズメは餌を捕食するポイント

例・・・ワンドに入る流れ込みや浅瀬のエリア

  • 昼は少しでも水温が安定するポイント

例・・・日陰になるオーバーハングや少し深い場所にある水草の生えているエリア

前日が晴れの場合のオススメルアー

  • 朝・夕マズメ・・・トップウォーター・水面直下のルアー

岸際に投げてルアーを岸際に追い込まれた餌の演出をしましょう

  • 昼・・・ノーシンカーやテキサスリグ

カバーや水草で休んでいるエビや小魚を演出しましょう。

前日が雨の場合(雨→晴れ)

  • 濁っていて周りが見えにくい(気圧の変化の為水が濁る)
  • 少しでも水質の良い場所に行きたい
  • 雨の間に落ちてきた餌を食べているのでそんなにお腹は減っていない

前日が雨の場合の攻めるポイント

  • 朝マズメは前日の捕食ポイント(居残りを狙う為)              例・・・濁った水が流れる流れ込み
  • 昼は綺麗な水と濁っている水の境目

例・・・浅いワンドからのカケアガリ・綺麗な水と濁った水の混ざるエリア

  • 夕マズメは綺麗な水のポイント

例・・・ワンドの岸沿い等

前日が雨の場合のオススメルアー

  • 朝マズメ・・・バズベイトやポッパー

少し音のするルアーを使って魚が気付くようにしましょう

  • 昼・・・クランクベイトやスイムジグ

綺麗な水と濁ったとの境目を水平に巻いてきましょう

  • 夕マズメ・・・シャロークランクやポッパー

ゆっくり動かせて波動の強いルアーを選びましょう

同じ晴れの日でもブラックバスの体調は前日の状況で変わります。おおまかには、前日が晴れの日は捕食の時間を探す釣りですが前日が雨の場合は反射的に(リアクション)釣る釣り方の方が良い場合が多いです。

雨の日

前日が晴れの場合(晴れ→雨)

  • 水質がまだ良いので視界は見えている
  • 人の気配に気づきにくい
  • お腹も減っている

前日が晴れの場合の攻めるポイント

  • 朝・夕マズメ・・・捕食ポイント

例・・・流れ込みや浅瀬(雨の日だけ流れる流れ込みや濁った水の流れる流れ込みは釣りやすい)

  • 昼・・・浅いポイントを中心に広範囲

例・・・ワンドや岬等(雨の昼は気圧も低く魚の動きも活発です)

前日が晴れの場合のオススメルアー

  • 朝・夕マズメ・・・トップウォーター・ミノー等

魚は水面を意識しています。水面を見上げている事を想像しながら釣りをしましょう。

  • 昼・・・巻物のルアーやワーム

雨の日は気圧が低く魚が動きやすくなり活動範囲も広くなります。広範囲に調べられるルアーを使いましょう。

前日が雨の場合(雨→雨)

  • 気圧が変わらなければ濁りも入りにくいので前日の状態を引き継ぐ場合が多い
  • 雨が続くと雨の環境に慣れてきてしまう
  • 餌を食べているが活発に動くので元気な場合が多い

前日が雨の場合の攻めるポイント

  • 朝・夕マズメ・・・浅瀬の岸際

例・・・ワンド・護岸等

  • 昼・・・池全般(2mより浅い範囲)

※昼は非常に絞りにくいですが、どこにでもいる可能性があります。見えるか見えないかぐらいの水深(2m前後)に居る場合が多いと思います。

前日が雨の場合のオススメルアー

  • 朝・夕マズメ・・・クローラーベイト・シャロークランク・ビッグベイト

表層付近を音・波動・サイズどれかが大きい物を選ぶと魚も気付きやすいです。

  • 昼・・・クランクベイト・バイブレーション

小型で遠投能力の高いルアーを選びましょう。

まとめ

今回は6月の梅雨時期の天候別のポイントルアーを記載しました。全般的にはトップウォーターを中心に攻める形になります。しかしこの夏前の頃から秋にかけザリガニの産卵時期にもなります。もう一つのパターンはザリガニの産卵の状態を模した動きも釣れる可能性があります。産卵時期のザリガニは狂暴化し威嚇すること・そして腹側の特に尻尾周辺が少し白くなります。ザリガニのワームを使う場合は、腕が上がるものや、尻尾の腹側を少し白に塗ることで産卵期のザリガニを模すことが出来ます。最後まで読んで頂きありがとうございました。

こちらは梅雨の時期に攻める事の多いワンドのみを記載した記事になっております。合わせてお読みください。

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