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ブラックバスから人はどう見えているのか

魚眼レンズ 青空

ブラックバスから人はどう見えているのか?釣りをしていると自分が魚に気付いた時にはすでに魚が逃げている途中なんてこともよくあります。そして魚の逃げている方向に投げて結局釣れない・・・私も魚が大きい程つい投げてしまいます。魚の方がなぜ先に気付くのか?そもそも見え方が違うのか?それを今回は考えていきたいと思います。

ブラックバスの目の特徴

  • 目は丸い
  • 体の前方の比較的上部に付いている
ブラックバス近影
ブラックバス近影

写真から分かる様にブラックバスの目は人とは違い丸く上部についています。魚は鳥等の外敵から身を守る必要がある事や水面近くの餌を捕食しやすくする為に上部に、尚且つ水中や底付近も見れるように360°見渡せる様に丸くなっていると言われています。ちなみに人の目は前方を正確に捉えるのに優れていて横長なので左右の動きを捉えやすく上下の動きは捉えにくいと言われています。

ブラックバスの風景の見え方

魚は画像の様に風景が見えています。視覚の真ん中がはっきり大きく見え外側に行く程細かくぼやけていくイメージです。

魚眼レンズ 陸と空
魚眼レンズで見た景色

陸上と水中との反射角

陸上から水中を見た場合、波の影響ににもよりますが実際に魚がいるポイントよりも手前に魚が見えます。それは水中と陸上の光の屈折率の違いによるものです。光がある物質から違う物質へ進むとき境界面で折れ曲がる現象でここでは水面を境にした陸上と水中を指します。ここで大切な事は人から見た場合は手前に見えますが魚から見た場合は人が実際よりも低い位置まで見えると言う事です。そして魚の目の構造により実際よりも中心は大きく見えます。そのため、魚は人の視界よりも広く大きく人が見え先に人を見つけやすい環境と言えます。

人から見た魚
水面を通して見た魚の位置

ブラックバスに見つからないような対策

以上の事から基本的には先に見つける事は人よりも魚の方が有利です。しかし魚に気付かれないように対策はできます。

  • 水面にいきなり立たない。
  • 可能ならしゃがむ
  • 木や草むら越しに池に近づく
  • 魚よりも先に気付いた場合はそれ以上動かず、ルアーは低い位置から投げる

水面にいきなり立たないのはよく聞くと思います。しゃがむ事や草むら越しに池に近づく事はあまり聞かないかもしれませんが非常に有効だと感じています。釣れなくて座りながら適当に投げていたら釣れたり藪漕ぎをした時に凄く近くまで魚に近づけたりするのは、人の存在に気付きにくいからだと思います。そして魚よりも先に魚に気付けた場合ルアーは低い位置から投げた方が格段に釣れる可能性は上がります。それは竿を振りかぶると竿の存在に気付く場合がある事と、草むらから餌が落ちてきたと勘違いしやすい事が考えられます。

さいごに

今回は魚からどう見えてるのかを書きましたが、実際に釣りをしていると視覚だけではなく音等の別の要素で人に気付く場合もあります。そしてそのポイントの人的プレッシャーによって釣れやすさはかなり左右されます。しかし他の人よりも少しでもブラックバスの事を考える事で1匹でも多く釣れるのがバス釣りの面白い部分の1つだと思っています。最後まで読んで頂きありがとうございました。

こちらは海釣りでよく使われるケイムラカラーがバス釣りに効果があるのかを色を判別する構造や釣れる可能性等を記載しています。是非御一読下さい。

ケイムラカラーはバス釣りに有効か
今回はバス釣りとは縁が少ないケイムラの話を書こうと思います。ただしこれは自分が今まで色々調べてきた中での結論なので、人によって考え方は違うと思います。そのあたりを考慮して読んで頂くようお願いします。
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